成功を望む人、成功を望まない人

「成功を望んでいる人」と「成功を望んでいない人」がいます。

前者は、成功するためなら何でもするという覚悟がある人。

後者は、やりたくないことはやらない。自分の好きな仕事をして、自分らしく暮らしたいという人。

「成功」という言葉に過剰に反応したり、悪いイメージを持つ人もいますが、

私の考える「成功」している人は、

自分の可能性を生かして仕事にし、世の中の為に貢献し、多くの人から喜んでもらった結果、豊かさも手に入れ、時間もお金も自由があり、自分も幸せで、周りからも「あの人は凄いね」と賞賛されている人。

私は以前、起業したら誰でも成功したいのだと思っていましたが、そうではないことに最近、気がつきました。

どちらかというと、「好きなことをしていたい。」「嫌いなことはしたくない」人が多いような気がします。

なので、そういう意味では、私の周りは、夢や願望を実現させた人ばかりです。

でも、

「いやいや。好きなことをしても収入が少ないのは嫌。時間もお金も自由になりたい。成功したい。」

そんな場合は、やはり、成功した人から話を聞いて、言われたことを素直にやってみて、自分の頭でも考えて、軌道修正しながら、また、行動していきたい。

私は、ビジネスをする上で大切にしていることが、いくつかありますが、その中から3つ紹介したいと思います。

 1、本能の逆を行く

 

好きなこと、自分がワクワクすることしたら良いんだよ。

という人もいますが、それは正しいのですが、ここで、ある事実をお伝えすると、起業して10年続くのは数パーセントです。(趣味起業は別として)

9割の人は上手くいかないということは、大多数の人がやっていることをやっていてもダメだということ。

大多数は何をしているかというと、成功するためのことより、嫌いではないことを優先している。

「ブログは書きたくない」

「メルマガはめんどくさい」

「人と組むのは、気を使うから嫌」

「YouTubeとか、話すのは苦手だから出来ない」

「売るのは苦手」

いろんな嫌いなことが存在します。

居心地が悪かったり、自信がなかったり、面倒くさかったりすること。

そんなことをするのは、本能的ではないけれど、そこには、きっとたくさんのヒントが隠れていると思います。

「本能の逆を行け」というのは、

人がやらないこととか、人が出来ないことをやってみることなのかも。

 2、上に伸ばさず下に伸ばす

 

高い建物を建てたいと思った時、土台をより強固にしないと高い建物は建たないことは、想像出来ますよね。

世界で一番高い建物ブルジュハリファの土台は、70メートル。土台も長いです。

ブルジュハリファの例で語られるのは、何ごとも土台が大切だということ。

土台が出来ていないのに、短期間に手っ取り早く成功は出来ないということ。

土台を作るのには時間がかかるけれど、しっかり作った土台の上には高い建物が立つのだと知っておくと、軸をブラさず、やるべきことに専念できます。

高い建物を立てたかったら、土台を固める。

手っ取り早く建物を建ててしまった人は、土台がグラグラ、、なんてことも。

どちらの道へ行くかは、その人次第。

私は、土台を伸ばしていきたいです。

 3、環境を整えること

 

A. 周りの人は、成功しようと思っていないのに、自分だけ成功したいと思っている環境

B. 周りの人が、みんな成功しようと頑張っている環境

このどちらにいるかは、大きな違い。

ミラーニューロンという脳細胞を例にとって説明されることが多いですが、

モノマネ細胞とか共感細胞とか言われるミラーニューロンの働きで、人は目の前の人の影響を受ける。

成功している姿や言動を近くでみていると、自分も成功している体験を脳が感じ、自分も成功をしたときのイメージが出来て、そこに近づく。

そういう話です。

子供は環境に影響されやすいけれど、大人も同じ。

特に、私は、人の影響を受けやすいと認めているので、ネガティブではなく、前向きな人と付き合っていきたいと思っています。

どんな人が周りにいるかは、ミラーニューロンの影響を考えると、とても大切なのですね。

自分の本当の願望を知る

 

ここで、問題なのが、

成功ではなく、自分らしく好きなことをすることを望んだつもりなのに、

成功している人を見て、眩しく感じたり、、収入が増えないことを不安に思ったり。

お金を得たいとか、

他者からも認められる存在になりたいとか、

ビジネスを上向きにさせていきたいとか、

そんな気持ちが芽生えてしまうこと。

こんな感情が沸く場合は、目指しているのは前者でしょう。

「自分が本当に望んでいるのは何なのか」

それを考えてみる時間は大切だと思います。

本当に望む状態をハッキリさせたら、

あとは、今、目の前の人を幸せにするために、精一杯自分の力を尽くすだけ。

たくさんの「ありがとう」をもらうために、一つの「ありがとう」を大切に育てていく。

どちらにしても、目指す方向に向かって行動していくことですよね。

不満は言うけど、行動はしない。ってことにならないようにしたいです。

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