思いを伝える〜仕事フェスタって何?〜vol3
今年で9回目になる「大分仕事フェスタ」。
女性の起業を応援する場を提供したくて始めたイベントです。
前回の記事はこちら
↓
ある時、イベントのスタッフとして手伝ってくれた方から、
「イベント、来年もやるんですか?」って言われて、ちょっとショックを受けたことがあります。
今、思えば、準備が本当に大変だったのだと思います。
一つのイベントを作り上げるって、結構エネルギーがいるものです。
その時に私が考えたことを書いてみました。
「イベントをやめる?」と自分自身に聞いてみると、
自分の本当の気持ちが見えてきた気がします。
アンケートの声が支えになる
お客様にアンケートを取ったことのある人は、分かると思いますが、
「よかった」「感動した」「また参加したい」
そういうお客様の声は、本当に嬉しく貴重なもの。
参加した人だけでなく、講師をお願いした人からも、有難い言葉をもらったりします。
もしかしたら自己満足かもしれないけれど、人の為に何か自分が役に立てているという実感は、
専業主婦が長かった私には、本当に嬉しいもので、、、
バックエンドがどうとか、
ビジネスにどう生かすとか、
そんなことは二の次で、自分ができることの一つとして、続けていく必要があるのではないか。
勝手にそんな意味づけをしていました。
社会貢献って何だろう
起業してからしばらくして、
社会起業とか、社会貢献とか、そんな言葉が気になり出した時期があります。
それは、何故かというと、
いろんな経営者の方に出会っていくと、自分の儲けだけを考えている人と、社会が良くなったらいいなと思って事業をしている人といるのが分かるんですよね。
例えば、ロバートキヨサキ氏の「金持ち父さん、貧乏父さん」という本があります。
私、今までに、「この本で人生が変わった」という人にたくさん出会っているんです。
「また、この本かあ」というくらい、
この本で価値観が変わり、新しい行動を取った人がいるのです。
そういう意味では、ロバートキヨサキさんの影響力って、凄まじいなあって思うんですよ。
「自分には何が出来るのかな?」ってあまり真剣に考えすぎると落ち込みますが、
一人でもいいし、小さなことでも良いので、人が良くなるきっかけを与えられたら、それは、幸せなことだなあって、
そんなことを考えていました。
そして、その時、私が唯一できる「社会貢献的なこと」が仕事フェスタだったような気がします。
本音で生きる
仕事フェスタも9回目となって、いろいろ考えることもあります。
人は新しいものが好きなので、マンネリ感を感じられるのはよくないけれど、
これだけイベントが増えてきた現在では、「新しい感」を出すのは大変です。
その一方で、まだまだ認知度も低く、「仕事フェスタってなに?」という人もたくさんいます。
一緒にイベントを作ってくれる出店者の人達や参加してくれるお客様のことを考えると、まだまだ、主催者としても未熟だし、イベント自体もまだまだ改良の余地があると思っています。
でも、
いろいろと問題点はあっても、
一番は、自分が楽しむこと!
だから、自分が楽しめなくなったら、やめようと思ってます。
それは、自分が嬉しいとか楽しいとか、そう感じることが何より大切だからです。
前に仕事フェスタに参加してくれた方が、後に講師側として、関わってくれるようになることが多々あります。
そして、その方々は、決まって、こう言います。
「以前、仕事フェスタのセミナーを聞いて、とても感動しました。その時は、自分が講師の立場に立つとは思っていませんでした。」
学ぶ側から伝える立場へ
そのきっかけになったと言われるのは、とても嬉しいことで、続けていた甲斐があったなあと思うんです。
今年も、ドキドキしながら参加する人がたくさんいると思います。
「起業したいけれど、できるかな」
「あの人みたいになれたらいいな」
「私には何が出来るんだろう」
いろんな思いを抱いて、参加してくれる方達の背中を押す場所になればいいなあと思います。
全ての夢は叶う!
私はそう思いながら、自分の仕事をしています。
仕事フェスタに関わってくれる人全ての夢が叶うといいなあと思います。
第9回大分仕事フェスタもご期待ください。