質問力を上げるために意識している3つのこと
質問力と聞いて、魅力ある能力だと思いますか?
もしかしたら、
「質問力って必要なの?」
と思われるかもしれません。
でも、質問力があると、人との関わりが楽になるのです。
何年か前のこと。車関係の社長さんから、「質問力がありますね。」とふざけて言われたことがあります。
その時は、質問力って何だろう?と思っていました。
その後、質問力が、あると何故良いのか。に気がつきました。
質問力があると、
相手の人が、気持ちよく、いろんなことを話してくれるのです。
つまり、質問力はコミュニケーション能力に繋がるということ。
最近は、ポッドキャストなどを通じて、インタビューする機会も増え、益々、質問力を上げたいと思うことが増えました。
私が考える「質問力アップ」のために大切なこと3つを上げてみました。
質問したいことと相手が話したいことの接点を探る
人に質問する時、自分が聞きたいことを聞きますよね。
でも、聞きたいことと相手が聞かれたいことが、微妙に違うこともあるでしょう。
相手は何を話したいのかな
それを想像することは大切です。
質問していると、相手が身を乗り出す瞬間も分かります。
「あ。これを話したかったんだな。」と気がつくでしょう。
でも、自分が聞きたいことも質問したいから、話をしていく過程で、その接点を探ると良いと思います。
因みに、ポッドキャストなどの場合は、リスナーという第三者も存在するので、「みんなが聞きたいだろうこと」も当然、意識します。
ということは、
①自分が聞きたいこと
②相手が話したいこと
③リスナーが聞きたいこと
その3つの接点が見つかると良いインタビューになるということです。
相手を好きになること、好きな点を見つけること
実は、これは、以前娘から聞いたことなんです。
人から好かれようと思ったら、まずは自分から 好きになること
質問力とは少し違う気もしますが、質問する相手は、いくら巧妙なテクニックを駆使しても、自分に対して嫌悪感を持っていたら、良いお話をしてくれるはずもありません。
相手に好意を持たれると普段は話さないことまで話してくれたり、良い情報を得られたりするのです。
そして、
相手に好意を持たれたい場合は、まずは、相手を好きになること。
具体的には、好きなポイントを見つけるということでしょうか。
この人のこんなところ、素敵だなぁ。
そんな風に思えるところが見つかると、自分も相手に心を開きやすいのです。
質問力がある人は、どんな人の話でも受け入れ、その人の良いところを探せる人かもしれませんね。
まとめる力を磨くこと
ポッドキャストをしていると時間の目安があるので、「まとめる力」を要求されます。
10分間で、大切なことをまとめて話してもらい、最後はインタビューの肝となる部分を要約する。
これは、まだまだ勉強中ですが、ポッドキャストを始めてから、否が応でも考えるテーマです。
先日、こんな本を見つけました。
この本を読んで、改めて、「まとめる力」は大切だと感じました。
以前、朝まで生テレビに出演していた人が、
「日本人は、論文を読んでまとめる訓練が足りない」と言われていましたが、
この本にも、日本では、まとめることより、感想を言うことを教えられる、、と書かれていました。
相手の話を上手にまとめることで、相手も自分の言いたかったことに気がつくし、質問からの会話をスムーズに繋げることも出来る。
質問は、聞きっぱなしではなく、まとめていくことで、より良い質問が出来るようになると思います。
この本は、学んだこと、読んだこと、聞いたことをまとめる為に必要なポイントを分かりやすくまとめているので、ぜひ、参考にして欲しいと思います。
まとめる力も質問力も、結局は、
人との良いコミュニケーションをする為に必要な力
なんですよね。
私もこれからも、質問力を磨いていきたい。
良い質問をすることで、相手が心を開き、笑顔で話をしてくれると良いですね。