起業したら、人を気にして大きく動く「比較することは悪いこと?」
「人のことは気にしなくていいよ。」
「あなたはあなたのままでいい。」
「自分らしさを大切にしよう。」
よく聞く言葉だと思います。
人との比較は良くないこと。そんな風に思い込む風潮があるような気がします。
でも、本当に【比較】は悪なのでしょうか。
昨夜は、次女が、
、、と言うので、6種類のケーキ屋さんから、モンブランケーキを買ってきて、みんなで食べ比べをしました。
私も次女も、栗が好きで、モンブランが好き。
今まで、どのモンブランを食べても、満足して食べていました。
それが、食べ比べをしたことで、気がついたことがあったのです。
比較して初めて分かったこと
モンブランを食べて、こんなに不味いと思ったのは、初めてだし、こんなに美味しいと思ったのも初めて。
つまり、
比較することで、その差が際立ったということなんです。
比較することで、良いものの「良さ」が改めて分かる。
改めてあのケーキ屋さんは、美味しかったんだと気がつきました。
比較することは、その人らしさを見つけるきっかけにもなるのだと思います。
比較することは良くないこと?
人と比較をして、自分を卑下して、自分に自信をなくしてしまう人。
そんな人は少なくないと思います。
でも、比較のない無人島に一人で暮らしたとしたら、どんな感情を味わうのでしょう。
誰も比較する人はいない。
でも、誰も褒めてくれる人もいない。
きっと、そんな状態を望んでいるわけでもないのでしょう。
これは、極端な例でしたが、
【比較】があるからこそ、
「私はAよりBが好き」だと気がつくし、
【比較】があるからこそ、
「私は、AよりBをやってみたい」と自分の行動の選択もできる。
人と比較して落ち込むこともあるけれど、
「○○が上手ね」って褒められて嬉しい気持ちを味わうのも、
他人が、何かを比較して自分の良さを認めてくれているから。
【比較】というのは、
背の高い人と背の低い人がいるように、ただの「状態」。
そして、
そこから生まれる感情がマイナスだと問題なだけで、
比較そのものが悪いわけではない。
そんな風に感じます。
比較とどう付き合うか
比較する対象をいつも、自分よりも優れているもの、人ばかりにしてしまうと、落ち込んでしまうのだとしたら、
自分よりも劣っている人と比較してみる癖をつけたらどうかな、、、と思います。
人は、他人の不幸を見て、自分の幸せを実感しがちなもの。
私もつらいけど、世の中には、食べるものに苦労している人もいるんだし。
そんな風に不幸比べをして、自分を納得させるのです。
でも、本当は、
自分より優れている人と比較しても、比較しなくても「私のペースで頑張ろう」と素直な気持ちで思えたらいいし、
人と比較してもしなくても、「自分はいつも幸せ」と思えたらいい。
比較が、不毛なものになってしまうこともあるし、
人との比較で、新しいことに気がつくことも多い。
、、とうのが、比較することについて、考えることです。
起業したら、ある程度、「人との比較」に晒されます。
比較を恐れずに、
人を気にしても、自己嫌悪に陥っても、それをバネにして「自分の力」に変えたいです。
それにしても、
モンブランは、ケーキ屋さんによって、全然違いますよ~。
今年は、モンブランの美味しい店ランキングでも作ろうかなと思いました。
素敵な2018年を。