不動産投資入門②~不動産投資*2種類の利益について~
不動産投資市場は、今、バブルです(2017年)。
どういうことかというと、不動産の値段がとても高いのです。
数年前に安く購入した人は、その時の値段よりも物件が高くなっているので、売れば、利益を得るケースが多いでしょう。
私は、7年前に不動産投資を初めて、2つの区分所有を購入し、2ヵ所に新築アパートを建てました。(その中の3つは売却済み)
前回のブログを読んでない方はこちらから。不動産投資入門①
今回は、2種類の利益の種類についてお話しようと思います。
不動産の利益【インカムゲイン】
インカムゲインというのは、家賃収入のこと。
毎月の家賃から、借り入れをしている場合は、その返済をして、あとは、不動産屋さんに管理を任せている場合は、約5パーセントの管理料を払い、※それ以外の経費がある場合は、払い、残りが収入になります。
[aside type=“warning”] それ以外の経費とは?
*アパートにインターネット接続をしていて、その料金を負担している場合は、その料金
*アパートの共有部分の電気代や水道代
*下水道が整備していない場合、浄化槽清掃費用などが、定期的に必要です
[/aside]
そして、忘れてはいけないのが、「固定資産税」です。
これは、一年分まとめて払うか、4回に分けて払うか。どちらかを選択します。
毎月の経費ではないので、固定資産税分のお金は別にとっておかないと、大きな出費です。
そんなわけで、、
家賃収入から、諸々の経費を差し引いたのが、手取り収入になるわけです。
不動産の利益【キャピタルゲイン】
キャピタルゲインというのは、売買利益のこと。
不動産は、常に変動がありますから、値段は上がったり下がったりしています。
安く買って高く売れば、キャピタルゲインを得られますが、不動産の値動きというのは、素人には予測しづらい。
なので、最初からキャピタルゲインを狙って投資をするのは、危険だと思います。
そういうと、なんだか不安に感じる人もいるかもしれませんが、不動産というのは、現物といって、「モノ」なので、
0になることはありません。
市場が悪くて、値が低い時は、インカムゲインだけを目的にする。決して売り急ぐことはせず、値が上がってきたら売ればよいと思います。
長期で下がり続けることがないとは言えませんが、物件が古くなるということは、
*返済が減っている
*利回りが上がっている。
、、ということでもあります。
詳しく説明します。
1000万円のアパート。家賃は年間100万。だとすると、利回りは10パーセントですよね。
10年たって、400万の返済が終わり、残りが600万だとします。
家賃が少し値下がりして、年間90万になったとしても、600万に対しての利回りは、15パーセントです。
100万円の利益を乗せて、700万円で売りに出したとしても、最初の10パーセントよりも高い12パーセントになっているので、利回りの良い物件を売ることが出来るわけです。
初心者の方向けに分かりやすくカンタンに説明しましたが、キャピタルゲインも時期を間違わなければ、得られる可能性は低くないと思います。
不動産の利益【それ以外の見えない利益】
一般的には、利益の種類は2種類ですが、実は、見えない利益もあります。
それは、不動産購入が初期段階では、節税対策にもなるからです。
不動産購入の際に融資を受けた時、返済そのものは経費にはなりませんが、利息分は経費計上されます。
元利均等か元金均等かで、利息の推移は変わると思いますが、どちらにしても、初期は利息が多いのです。ということは、経費が多くなり、現金収入はあるのに、帳簿上では赤字になることがあったりします。
私も新築を建てた時、住民税や健康保険が年間20万円くらい安くなった時期がありました。
税金に関しては、長くなるので、今回は、収益の種類の補足として、知っておいてください。
まとめ
不動産投資は、賛否両論ありますが、投資をやってみようと思う方は、一つくらい所有してみると面白いと思います。
これからは、空き物件が増えるとか。家賃が下がるとか。
マイナス要因も上げられますが、不動産投資をしばらく休止する大家さんもいれば、この時期でもどんどん買い足す人もいます。
時代の予測も大切ですが、投資は何でもそうですが、100パーセントはないので。
リスクもあるし、リターンもある、、、としか言えません。
まだまだ利益は得られる、、、と私は思っていますが。
まずは、知識を得ることから。