17年の教育現場の経験から「能力」を伸ばす子の特徴を3つあげてみた

能力が、伸びる子、伸びない子。
何がどう違うの?

学習塾をしていた時、

「何が違うのかな?」と
疑問を抱きながら、指導していましたが、

明確な答えはないものの、
なんとなく傾向は見えてきました。

言われた通りにする素直な子は能力が伸びる

同じことを同時に教えても、

言われた通りに出来る子と、

考えすぎて、違った受け止め方し、すぐに出来ない子がいました。

「なぜ?」と質問が多いのは、好奇心の現れだけど、、

なぜ?が強すぎて、

単純なことを単純に受け止められない子は、四苦八苦していました。

疑問を持つことは良いことだけど、

言われたことを機械的にそのまま出来る方が身につくのが早かった。

勉強は、元々の才能や学力の差、理解力の差ももあるけれど、

性格的なものもあって、

自分の思考のスイッチが入ると、人の話が入りにくい子もいて、そんな子は、苦労していた気がします。

目標がある、競争意識がある子供は能力を伸ばしやすい

子供が勝手に目標を見つけたり、

子供が誰かをライバル視して、負けないように頑張ったり、

親が、「◯月までに、ここまで頑張ったら」と目標(ご褒美)を設定したり、

そんな子は、伸びやすい傾向にありました。

ご褒美については、賛否両論あると思いますが、

私は子供が小さい時は、取り組みの1つとして、活用したら良いと思ってます。

結局、子供は、大人より本能的なので、

負けたくないとか、勝ち取るとか、そういう本能的欲求をかきたてられると動きます。

競争しない世の中になりつつありますが、私は競争も大切だと思う。

どちらにしても、目標を立てることで、日常にメリハリをもたせることは、やる気を維持する為には必要です。

集中する子は能力を伸ばす

集中すると能力は上がる。

でも子供に集中力がないと悩むお母さんは多いです。

人一倍の集中時間がなくても、少しの時間でもいいから、グンと深みにはまるような時間を持てると伸びる。

親は、平均的に見て、集中する時間が短いと、そこに不満を持つんだけど、人との比較ではなく、1分でも良いから集中できる体験を大切にする。

褒めるだけ。

その子の集中した体験を褒めてあげると、子供は喜びます。

そうすると、少しずつ集中時間は、長くなります。

繰りかえすこと。

それが、何より大切で、短い集中体験が、集中力アップにも、自信にも繋がっていきます。

よく考えたら、大人も子供も能力開花のポイントは似ている

ビジネスで成功した人は、

「成功するのは素直な人」ってよく言います。

自己流ではなく、言われたことを素直に実行することは大切なんでしょうね。

目標設定の大切さを物語るハーバード大学の話は有名ですが、

なんとなく気がついたら富士山を登ってた人はいないけど、登ると決めて、その日まで準備して、計画して、その日を迎えたら、きっと登れる。

目標やゴールは、今日からでも設定できるので、ぜひ、やってみて欲しいです。

あと、集中については、行動を後押しする「感情」が引き金になるもの。

何をやっても駄目だった人とか、ある時、誰かの影響を受けたりして、エンジンがかり、集中して行動したら、結果が出た、、というケースってよく耳にします。

どんな人でも、「感情」を動かされると、集中する自分になれるはず。

みんな能力を伸ばす可能性は秘めてるってことです。

諦めずに進んでいきたいですね^^

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